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漆造形作家/中村彩子さん

伝えたい!漆の魅力

作品制作やワークショップ開催などで活躍する
漆造形作家の中村彩子さん。
黒や赤だけじゃない漆の本当の魅力を
教えてもらいました。

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中村彩子さん

中村彩子さん
1979年 宮城県出身
2002年 東北芸術工科大学芸術学部美術科工芸コース学士課程
2004年 東北芸術工科大学大学院 芸術工学研究科 修士課程

活動経歴(一部)
2002年 国際漆展石川2002 特別賞日本産業デザイン振興会会長賞
2003年 2人展「Time」(ギャラリーミミック、山形)
2004年 「サクラマス」出展 (山形デザインハウス、以下毎年)
2005年 「花と器展」(山形駅)
2006年 DEL BELLO URUSHI漆の美展海外(スペインオランダ日本巡回)
2006年 個展「よ〜い」(ヤスミン 仙台)
2006年 個展「どん→」(杜間道 仙台)
2007年 個展「中村彩子・漆のジュエリー展」(ギャラリーNIWA 愛知)
2008年 山形から発信する12人 (十字屋 山形)

大学卒業後、自宅工房にて漆studioSを開設。
主に、乾漆技法による造形作品を制作、発表している。テーブルウエア、インテリア、ジュエリーなど、多岐に渡るアイテムや個展での制作活動のほか、東北芸術工科大学社会人講座やカルチャースクール講師を勤める。出前ワークショップも行い、漆の魅力を伝える。
自宅工房での体験・各種コースは今年5月まで。カルチャースクールは今年いっぱいの募集を行っている。
詳細は問い合わせを。

意外と知らない漆のこと

うるし

漆とは、うるしの木から採れる樹液を一滴一滴集めたもの。その歴史は古く、縄文前期(5,500年前)には、狩りの道具だった矢尻と矢柄を固定する接着剤として使われていました。また、古くから、仏像や仏壇、寺院建設に使用したり、蒔絵(まきえ)に使われたりと、日本文化には欠かせない素材。そのためか、外国では漆のことを『japan』と呼ぶのだそうです。

長持ちする耐久性の強さと、独特のツヤなどの美しさを兼ね備えた『漆』。近年では、漆を使用した器に抗菌効果があることがわかり、漆の良さが見直されつつあります。中村さんは、そんな漆を使って、若い人にも興味を持ってもらえるような形や色を取り入れた作品を制作しています。

右側の写真は『生漆(きうるし)』といい、黒にする前の漆です。採れたての漆の色は、コーヒー牛乳のような色。この『生漆』に少量の鉄分を入れて化学反応を起こし、黒い漆にするそう。赤や緑などの色を出したいときには顔料を混ぜ、金属のメタリックな表情を出したいときにはスズ粉を使用します。黒や赤のイメージが強い漆ですが、実は様々な表情が出せる素材なのです。


制作過程

コースター

漆は木工品などに「塗る」というイメージをお持ちの方が多いかと思います。
しかし、中村さんの作品は、「乾漆技法」という型の上に麻布を漆と米のりで何度も張り重ねて複雑な形をつくる方法で作品を制作しています。

右の写真が「乾漆技法」を使って制作したコースター。金属的な表情をもちななら鮮やかなピンクが女性らしさを表現しています。

「乾漆技法」でコースターを作る課程はこちらから>>


collection/主な作品紹介

コレクション1コレクション2コレクション3コレクション4コレクション5コレクション6コレクション7コレクション8

それぞれの作品に色々なテーマや思いなどがありますが、基本は女性をイメージしています。
女性のやわらかなラインや雰囲気を少しでも作品から感じ取っていただけたらうれしいです。

中村彩子さんからのメッセージ

漆はみなさんが思っている以上に色々な事が表現できる素材です。
そんな『漆の魅力』を知ってもうらきっかけになれたらと思います。

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中村さんの作品や個展の情報など詳しく知りたい方は
saiko nakamura 漆works ☆ 中村彩子  http://www.naturalform.info/  へアクセスしてみてください。


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