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kirei sendai artist
ガラス工芸家/岩橋 理恵さん
輝きを重ね合わせてテーブルへ。
温もり感じるガラスのうつわ
「ガラス工芸」といってみなさん思い浮かべるのは、熱くなったガラスを長い棒でフウーッと吹いているシーンではないでしょうか?
今回ご紹介するアーティストは、同じガラスでも『フュージング』という独特の技法を使って作品を作っている岩橋理恵さん。技法の魅力や作品に込められた思いなどをうかがいました。
岩橋さんが語る『フュージング』の魅力
「『フュージング』の魅力は、さまざまな色の組み合わせやデザインを自由に表現できるところ。たくさんのガラスを重ねることで厚みが生まれ、安定感や温もりを感じる作品ができます。
透明なだけじゃないガラスの魅力をもっと知ってもらいたいですね。また、作品を作るためにガラスと向き合っていると、普段の生活や自然を見て感じたことなど、頭の中にストックしてあったものが、アイディアとしてわいてくるんです。
そこから生まれたデザインをそのまま表現できるのが楽しいところです。」
Message
生きていく上で「食べる」という行動はとても重要なもの。その時間を豊かに演出するだけではなく、機能的な部分も持ち合わせたうつわ作りを心がけています。
うつわは買っていただいた方が使って初めて完成すると思っています。毎日の生活に取り入れやすい普段使いのうつわを中心に、季節を問わずに使っていただける色とりどりのうつわを楽しんでほしいですね。
collection/主な作品紹介
『フュージング』ってなに!?
ガラスを成形する技法は、大きく3つに分類することができます。
まず1つ目は、冷めた状態で成形する「コールドワーク」。代表的な技法としてはカットグラスがあり、日本では切子と呼ばれ江戸切子や薩摩切子が有名ですね。
2つ目は高温で熔融しやわらかい状態で成形する技法の「ホットワーク」。吹きガラスなどがこれにあたります。
そして3つ目は電気炉の中で成形する「キルンワーク」。岩橋さんが取り入れている『フュージング』はこの分類に入ります。1枚1枚、バラバラだったガラス板を重ね合わせ電気炉に入れ、融かし、一つの作品として形を作る技法です。アクセサリーパーツのような小さなものから、絵画のような大きなものまで作れます。
「フュージング」は英語表記では「fusing」で、「fusion」(フュージョン=融合)と同じような意味です。
制作過程
plofile

岩橋 理恵さん
大学時代、現在の師であるガラス工芸家の鍋田尚男氏の作品に魅了され、同氏のガラス工房にて一からガラスについて学ぶ。数々の展覧会やコンペでの入選を重ね、2007年、仙台にて念願の独立を果たす。その後も個展やグループ展を開催し、仙台だけでなく首都圏へも活動の幅を広げている。
活動経歴
| 2000年 | 武蔵野美術大学造形学部工芸デザイン学科 鍋田尚男氏(ガラス工房 尚・宮城)に師事 |
| 2001年 | 工芸都市高岡2001クラフトコンペ入選 |
| 2002年 | いまだてクラフト展入選 |
| 2004年 | 第6回東北ガラス展(山形・山寺風雅の国 馳走舎ギャラリー) 第13回河北工芸展 入選 |
| 2005年 | 第14回河北工芸展 賞候補 日本刺繍・ガラス二人展(仙台・ギャラリーロシェ) |
| 2006年 | 酒器展(千葉・東武百貨店 船橋店) 第15回河北工芸展 賞候補 三人展(仙台・器物家) |
| 2007年 | 仙台にて独立 岩橋理恵 ガラスうつわ展(東京・東武百貨店 池袋店) |
| 2008年 | REAL Style+岩橋理恵 日々のうつわ展(仙台 REAL Style) 岩橋理恵 ガラスのうつわ展 (東京・東武百貨店 池袋店) |
岩橋さんのブログご紹介。
作品や個展の情報などが見られます。
日々通信 にちにちつうしん
http://ameblo.jp/r-for-rie
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